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2017/01/31
配偶者控除の見直し

平成29年度税制改正の大綱が発表になり、紙面やテレビでも多く取り上げられているのは個人所得課税の配偶者控除(及び配偶者特別控除)の見直しです。

 

配偶者控除が満額受けられる年収の上限は現在103万円ですが、平成30年からは150万円に上がります。

 

具体的にご説明致しますと、働く夫と専業主婦の妻という組合せで、妻がパートで働く場合に、現在はパートの妻の年収が103万円までなら夫は38万円の配偶者控除を受けられる仕組みになっています。
これが来年から拡大し、パートの妻の年収が150万円までは38万円が控除されることになります。

 

但し夫の所得で制限がかかり、(所得が給与所得のみである場合)給与収入金額1,120万円(合計所得金額 900 万円)で控除額が逓減し、1,220 万円(合計所得金額 1,000 万円)で消失する事になります。

 

参考)平成29年度税制改正の大綱の概要(PDF)
http://www.mof.go.jp/tax_policy/tax_reform/outline/fy2017/29taikou_gaiyou.pdf

 

長年、配偶者控除は女性の社会進出を阻害していると言われていますので、配偶者控除の廃止も議論されていますが、今回は103万円という壁を150万円まで引き上げるという事になりました。

 

ただ、130万円(501人以上の企業では106万円の場合もあり)以上になると社会保険上の扶養を外れてしまい、妻自身が社会保険に加入しなければならなくなってしまう為、この「130万円の壁」は引き続き大きく存在してきます。

 

それでももちろん配偶者控除見直しにもメリットがあり、130万円を超えた後でどれだけ妻が年収を増やせば元の世帯手取りになるかという「損益分岐点」が現在は約160万円であるのに対して、配偶者控除見直しによって約153万円に下がると言われています。
当然妻自身が厚生年金に加入した場合は、将来の年金増で取り戻せるという試算もできます。
(将来の年金が貰える前提ですが・・・)

 

奥様がパートで働いていらっしゃる皆さんや、ご自身がパートで働いている皆さん、この機会に色々と働き方を考えてみるのも良いかもしれません。

 

ご不明な点がございましたらアルファ税理士法人へお問い合わせ下さい。

 

アルファ税理士法人
http://www.alfa-tax.jp/



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