経営サポート、決算対策 (77 )

2014/05/20
利益と所得

法人税の課税対象となるのは「利益」ではなく「所得」という呼び方をします。

「利益」と「所得」は違うのでしょうか。

会計上で、売上などの収入である「収益」から、仕入や外注費、給与や消耗品購入など支出である「費用」を控除したものが「利益」です。

これ以外に税務上では「益金」と「損金」という用語があり、この「収益」と「益金」、「費用」と「損金」は、近い意味ですが厳密には違います。

 

法人税法では下記のように規定されています。

「内国法人に対して課する各事業年度の所得に対する法人税の課税標準は、各事業年度の所得の金額とする。」

「各事業年度の所得の金額は、その事業年度の益金の額からその事業年度の損金の額を控除した金額とする。」

 

つまり「収益」から「費用」を差し引いた「利益」ではなく、「益金」から「損金」を差し引いた「所得」に対して法人税を課税すると規定しているのです。

 

①収益-費用=利益
②益金-損金=所得←課税対象

 

法人税の計算上で、「収益」にはなるが「益金」にならないもの(「益金不算入」と呼び、例えば法人税の還付金)があり、「費用」にはなるが「損金」にはならないもの(「損金不算入」と呼び、例えば中小企業の800万円超の交際費や、納付した法人税等)などが存在しているので、私たち税理士法人では会計上の利益から益金不算入のものを差し引いて(減算)、損金不算入のものをプラスする(加算)といった申告調整の作業を行って、法人税の申告書を作成しています。

 

実際には税務申告システムの入力すべきところに入力しておけば自動計算してくれる部分も多いのですが、これは内緒にしておきましょう。
・・・いや、知識としてきちんと把握していないと作成できませんよ!

 

今月は1年のうちに一番多い3月決算法人のお客様の申告月ですので、業界的には年末から続いている繁忙期の最終盤です。
平日も遅くまで、あるいは休日も返上するなどして対応しております。
きちんとした税額計算をして申告書を作成させて頂きます。

 

アルファ税理士法人
http://www.alfa-tax.jp/
相続・不動産税務相談所
http://www.alfa-asset.com/



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