先日、遅い時間に近所の公園でジョギングしていたところ、地面にうごめく黒い物体・・・
よく見るとカブトムシ。
ひっくり返ってもがいていましたので、木の枝に戻してあげました。
きっといつか、寝ている間にカブトムシたちがたくさん米俵を玄関に置いていってくれるでしょう。
カブトムシの恩返し、期待しています。
ところで米俵といえば昔は米で年貢を納めていました。
年貢、つまり税金ですね。
江戸時代の全国各地の領主は年貢として集めた米を食用米や備蓄米など米として使用する分を除いて市場で換金するため大坂や江戸に送りました。
しかし、越後の国(現在の新潟)から江戸に届くのが2年後、なんてこともあったようです。
年貢の米は1トン相当を送っていたそうですので、海上輸送で関門海峡から瀬戸内海を経て大阪に入り、大阪で一部換金されながら残りは江戸に送られていたとの事です。
気の遠くなる話です。
但し年貢米を販売する御用商人たちは金融商人でもあり、年貢米を担保に貸付を行っていたので、藩は年貢米を大阪や江戸で売るより前に現金を手に入れる事ができる仕組みになっていました。
キャッシュフローが回るように、当時から考えられていたんですね。
感心してしまいます。
皆様はキャッシュフローが回らずに黒字倒産なんてことは決して起こさないとは思いますが、何かお悩みが有ればお早めにアルファ税理士法人にご連絡下さい。
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